レンズ型デジカメをテーマは、近距離無線通信技術を国債標準規格にしたところまで紹介しました。
これでは、独自のレンズ形状を採用した小型デジタルカメラの特許を調べてみたので紹介します。
この製品を意識して出された出願が先日10/3に公開された1件を発見できましたので紹介します。
他の出願は、カメラモジュールという発明で多くあるようですが、無線を絡めたものはないです。
ポイントは、赤字やアンダーラインで示しましたが、
AF制御を目的で撮像素子を動かし技術内容になっていて、無線について下位の請求項をつけた模様。
特開2013−200366
【公開日】平成25年10月3日
【発明の名称】カメラモジュールおよびカメラ装置
【出願番号】特願2012−67290
【出願日】平成24年3月23日
【出願人】ソニー株式会社
(57)【要約】
【課題】イメージセンサを移動させることが可能であり、しかも口径の大きいレンズやズームなどの大型レンズの搭載を可能とするカメラモジュールおよびカメラを提供する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも一端部側が開口されたハウジングと、
被写体像を撮像するための撮像素子と、
上記ハウジングに固定され、当該ハウジングの開口を通して被写体像を上記撮像素子に結像するレンズと、
上記撮像素子を上記レンズの光軸方向における第1位置と第2位置間を往復移動させるアクチュエータ部と、を有し、
上記アクチュエータ部は、
上記撮像素子の一端部が固定された、上記往復移動に応じて移動可能な可動ジョイント部と、
一端部が上記可動ジョイント部に取り付けられ、他端部が固定され、上記撮像素子を上記可動ジョイント部の移動に連動した目標位置に保持する平行リンク機構部と、
一端部が、上記可動ジョイント部と上記平行リンク機構部の一端部との結合領域部に対して変位運動を伝達可能に結合され、印加される駆動電圧のレベルに応じた変位量をもって変位して上記撮像素子を光軸方向における第1位置と第2位置間を往復運動させる可動子と、を含む
カメラモジュール。
【請求項17】
上記駆動部は、
上記撮像素子と上記ハウジングの他端部との間の距離を計測する計測部と、
上記計測部により得られた移動距離情報と上記撮像素子による信号情報によって、前記可動子への印加電圧にフィードバックを掛けて被写体のフォーカシング制御を行う制御部と、を含む
請求項10記載のカメラ装置。
【請求項18】
上記撮像素子は、
撮像して得られた情報を無線伝送する無線伝送機能を有する
請求項10記載のカメラ装置。