特許第4748154号です。
権利は独自の藻そのもので(以下青字)で、他社の真似ができにくい広い権利のようです。
発明者は、昨日紹介したデンソーの渥美欣也さんではなかったです。
当時の株式会社海洋バイオテクノロジー研究所に所属していた(以下緑字)の方々でした。
うち、藏野憲秀は、最近デンソーで出願していて、海洋バイオテクノロジー研究所の開発結果を持ってデンソーに移って開発しているようです。
【発明の名称】新規微細藻類及び炭化水素の生産方法
【特許番号】特許第4748154号
【出願番号】特願2007−512903
【優先権主張番号】特願2005−114404
【優先日】平成17年4月12日
【出願人】株式会社デンソー
【発明者】藏野憲秀 関口弘志 佐藤朗 松田諭 足立恭子 熱海美香
【要約】
本発明は、ディーゼル燃料(軽油)の代替燃料として利用できる炭化水素を生産する新規な微細藻類を提供することを目的とする。
本発明は、炭化水素生産能を有する新規微細藻類シュードコリシスチス エリプソイディア(Pseudochoricystis ellipsoidea)、およびシュードコリシスチス(Pseudochoricystis)属またはコリシスチス(Choricystis)属に属し、炭化水素生産能を有する微細藻類を培養し、培養物から炭化水素を採取することを特徴とする炭化水素の製造方法に関する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
炭化水素生産能を有する新規微細藻類シュードコリシスチス エリプソイディア セキグチ エト クラノ ジェン エト エスピー ノブ(Pseudochoricystis ellipsoidea Sekiguchi et Kurano gen. et sp. nov.)MBIC11204株。
タグ:分析