2012年08月19日

アイサイト着想の歴史とその特許

富士重工の衝突防止機能に関する特許を調べた。
20年前の最初お出願は、カメラを2つ使って距離を測定するステレオ方法のものであって、
現在のアイサイトの基本構成のアイデアは、ここから始まっていた模様。

以下の27件を抽出した。
スバル.png
posted by アナリス at 21:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | テーマ「先進運転支援」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月18日

不注意支援のクルマ

スバルサイト:http://www.subaru.jp/eyesight/?banner_id=lis_go_00026
によれば次のケースに対応できるそうです。

1)ぶつからないクルマ→人が前に飛び出してきた際に止まります。
2)踏んでくれるクルマ→スピード走行中に前方に障害物があらわれた際、急ブレーキをちゃんと踏んでくれます。
3)飛び出さないクルマ→駐車場から間違えて急発進した際、その発進を回避してくれる
4)車線離脱警告→走行車線からはみ出した際、警告を出してくれる。
5)ふらつき警告→ふらふら走行していると警告を出してくれる。

これは、運転手が居眠りだったり、うっかりだったり、対応の鈍さだったり、従来、運転手の不注意で済まされていたことをクルマが支援する機能です。
タグ:分析
posted by アナリス at 19:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | テーマ「先進運転支援」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月15日

「ついてくクルマ」の最初の登録特許

「ついてくクルマ」の富士重工業の最初の登録特許を調べたので紹介する。

車間距離比較に基づき速度制御をする技術で、1996/4/10出願の以下のもの。

特許第3726923号(P3726923)
【登録日】平成17年10月7日(2005.10.7)
(54)【発明の名称】車両用運転支援装置
(21)【出願番号】特願平8−88499
(22)【出願日】平成8年4月10日(1996.4.10)
(73)【特許権者】富士重工業株式会社

(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
自車両と先行車両との車間距離を算出する車間距離算出手段と、
自車両の車速を検出する自車両速度検出手段と、
先行車両の速度を検出する先行車速度検出手段と、
先行車両の減速度を演算する先行車減速度演算手段と、
上記先行車減速度と予め設定しておいた基準減速度とを比較して上記先行車減速度が上記予め設定しておいた基準減速度以上で、上記先行車両が大きな減速をしている場合には、通常の猶予時間を増加補正して猶予時間を設定する猶予時間設定手段と、
上記自車両速度と上記先行車速度と予め定める自車両の設定最大減速度と予め定める先行車両の設定最大減速度とにより求めた値に対し、上記自車両速度と上記猶予時間とを乗算した値を加算して安全車間距離を設定する安全車間距離設定手段と、
上記車間距離と上記安全車間距離とを比較して信号出力する車間距離比較手段と、
上記車間距離比較手段からの信号に基づき所定の応動部に作動信号を出力する作動信号出力手段とを備えたことを特徴とする車両用運転支援装置。

タグ:分析
posted by アナリス at 22:28 | Comment(1) | TrackBack(0) | テーマ「先進運転支援」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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