2012年02月02日

カシオのデジタルカメラ出願件数推移

1995年のQV10でスタートしたデジタルカメラの成長について、前回書きました。

さて、市場立ち上げのきっかけをつくったカシオが、現在優位とはいえないですが、
グラフによれば、QV10発売後の1995-2002年の間のカシオの出願は、伸びがなかったようです。
体制整備が遅れたように思います。せっかく先行したのに、残念ですね!

カシオは、電卓、など、市場を立ち上げが上手いように思いますが、残念な会社ですね!

そのカシオの出願件数推移を見てみました。
比較するために、No1のキヤノンもグラフに含めました。

カシオとキヤノン.png
タグ:分析
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2012年01月29日

カメラ市場全体から見たコダックのデジタル化の遅れ

コダックのデジタル化の遅れがカメラ市場全体と比べてどのような特許件数になっていたのかを調べました。
1995年のQV10でスタートしたデジタルは、1998年にフィルムを超え、さらに、フィルムの全盛をも超えてきています。
一方、コダックのデジタルカメラの出願は、全体で見れば僅かで、開発しての出願数とは言いにくい体制であったことが分かりました。

【グラフ1】 カメラの出願件数における、銀塩とデジタルとを比較したグラフ
カメラの出願件数グラフ.png

【グラフ2】 グラフ1にコダックのデジタルカメラの件数を加えたグラフ
コダックの遅れ.png

posted by アナリス at 09:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | テーマ「コダックの破綻」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月28日

銀塩カメラの出願件推移マップ

デジタル化への遅れによってイーストマン・コダックが経営破綻した記事などを紹介してきました。

そのデジタル化によって衰退した銀塩カメラの出願件推移マップを調べましたので紹介します。
カシオのQV10でデジタル化がスタートした訳ですが、その時期からの特許件数の減少傾向は、明らかです。

フィルムカメラ.png

以上
タグ:分析
posted by アナリス at 19:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | テーマ「コダックの破綻」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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