2013年04月21日

磁性流体スピーカーのソニーの特許

液晶テレビ「BRAVIA(ブラビア)
X9200A」に採用された
磁性流体スピーカーの特許を調べました。


前回ブログでダンパーレス化と記載したもので、次のように、記載された特許明細書でした。

 ダンパーに代えて所定の部分に磁性流体を充填し、ダンパーを省略することによりスピーカー装置の重量を低減させて音響変換効率を向上させるようにしたものがある。

その特許の内容を見ると、どうも磁性流体を備えたスピーカーの原理そのものは、15年以上前からあったようです。
【特許文献1】特開平08−79886号公報(オンキョー)
【特許文献2】特開2003−32791号公報(松下電器)

ただし、今回のソニーの搭載は、原理だけでなく、実用化に漕ぎ着けたことにるものと思われます。


特開2013−46112(P2013−46112A)
(43)【公開日】平成25年3月4日(2013.3.4)
(54)【発明の名称】スピーカー装置
(21)【出願番号】特願2011−180875(P2011−180875)
(22)【出願日】平成23年8月22日(2011.8.22)
(71)【出願人】ソニー株式会社
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(57)【要約】
【課題】 音響変換効率の向上及び音質の向上を図る。
【解決手段】 環状に形成されたマグネットと、センターポール部を有しセンターポール部がマグネットの中心部に挿入されて配置されたヨークと、環状に形成されマグネットに取り付けられた状態でヨークのセンターポール部の外周側に配置されたプレートと、筒状に形成され一部がヨークのセンターポール部に外嵌された状態でセンターポール部の軸方向へ変動可能にされたコイルボビンと、コイルボビンの外周面に巻き付けられ少なくとも一部がプレートとヨークのセンターポール部との間に形成された磁気ギャップに配置されたボイスコイルと、内周部がコイルボビンに連結されコイルボビンの変動に伴って振動される振動板と、磁気ギャップに充填された磁性流体とを備え、センターポール部の周方向において磁束密度を変化させて磁性流体に対する磁力を変化させる磁気勾配を形成するようにした。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
環状に形成されたマグネットと、
センターポール部を有し前記センターポール部が前記マグネットの中心部に挿入されて配置されたヨークと、
環状に形成され前記マグネットに取り付けられた状態で前記ヨークのセンターポール部の外周側に配置されたプレートと、
筒状に形成され一部が前記ヨークのセンターポール部に外嵌された状態で前記センターポール部の軸方向へ変動可能にされたコイルボビンと、
前記コイルボビンの外周面に巻き付けられ少なくとも一部が前記プレートと前記ヨークのセンターポール部との間に形成された磁気ギャップに配置されたボイスコイルと、
内周部が前記コイルボビンに連結され前記コイルボビンの変動に伴って振動される振動板と、
前記磁気ギャップに充填された磁性流体とを備え、
前記センターポール部の周方向において磁束密度を変化させて前記磁性流体に対する磁力を変化させる磁気勾配を形成するようにした
スピーカー装置。

タグ:分析
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posted by アナリス at 14:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | テーマ「スピーカー」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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