2011年11月27日

日産のHV向けハイテクブレーキ

前回ブログで紹介した記事について、再度、深堀してみます。
http://eco.nikkeibp.co.jp/article/column/20110222/105934/

その4ページ分ある記事の最後の方に、以下の記載があった。

「フーガ・ハイブリッドでは、回生ブレーキと電動式ブースター(倍力装置)を組み合わせたハイテクブレーキを採用している。これには少し慣れが必要だ。普通のブレーキとは異なるペダルタッチには人工的な感覚がする。だが、軽いタッチで大きなブレーキ力が得られるため、女性でも楽に操作できそうだ。


このハイテクブレーキの特許を調べてみた。

【発明の名称】車両のブレーキシステム
【出願番号】特願2002−78561(P2002−78561)
【出願日】平成14年3月20日(2002.3.20)
【出願人】日産ディーゼル工業株式会社
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このような従来の車両のハイブリッド車両にあっては、モータの回生ブレーキと協調してブレーキシステムの制動圧を制御する自動制動が行われる場合、この自動制動から運転者に操作されるブレーキバルブによる手動制動に切り換える際の応答性を確保することが難しいという問題点があった。
【0004】本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、自動制動から手動制動に応答性良く切り換えられる車両のハイブリッドシステムを提供することを目的とする。
(57)【要約】
【課題】 自動制動から手動制動に応答性良く切り換えられる車両のハイブリッドシステムを提供する。
【解決手段】 運転者の操作量に応じて制動圧を調節するブレーキバルブ41と、このブレーキバルブの制動圧をブレーキブースタ51に導く制動圧通路50と、制動圧通路50の途中に介装されブレーキバルブ41の制動圧を遮断するカットバルブ52と、コントロールユニット20からの指令に基づいて制動圧を調節するプロポーショナルバルブ53と、ブレーキバルブ41の制動圧をプロポーショナルバルブ53を迂回してブレーキブースタ51に導くバイパス通路54と、プロポーショナルバルブ53から導かれる圧力とバイパス通路54から導かれる圧力のうち高い方を選択してブレーキブースタ51に導くダブルチェックバルブ55とを備えるものとした。

【特許請求の範囲】
【請求項1】制動圧に応じて車輪を制動する車両のブレーキシステムにおいて、運転者の操作量に応じて前記車輪の制動圧を調節するブレーキバルブと、このブレーキバルブの制動圧を導く制動圧通路と、この制動圧通路の途中に介装されブレーキバルブの制動圧を遮断するカットバルブと、コントロールユニットからの指令に基づいて制動圧を調節するプロポーショナルバルブと、ブレーキバルブの制動圧をプロポーショナルバルブを迂回して導くバイパス通路と、プロポーショナルバルブから導かれる圧力とこのバイパス通路から導かれる圧力のうち高い方を選択して導くダブルチェックバルブとを備えたことを特徴とする車両のブレーキシステム。

タグ:分析
posted by アナリス at 17:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | テーマ「ハイブリッド自動車」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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